熊本県人吉市「犬童球渓記念館」のホームページ

犬童球渓History

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【犬童球渓 略年譜】

明治12(1879)年3月20日 熊本県球磨郡藍田村西間下245番地で出生 本名信蔵(のぶぞう)
明治19(1886)年4月(7歳) 人吉町広路小学校(東間小の前身)入学
明治23(1890)年4月(11歳) 高等球磨小学校入学  
明治28(1895)年4月(16歳) 渡小学校代用教員
明治30(1897)年1月(17歳) 舟場小学校(人吉東小の前身)小学校に転ず
明治30年4月(18歳) 熊本県師範学校入学
明治34(1901)年3月(22歳) 同校卒業
明治34年4月(22歳) 宇土郡網田小学校訓導
明治35(1902)年5月(23歳) 東京音楽学校甲種師範科入学 9月兄儀平死去
写譜のアルバイトで糊口を凌ぐ
明治38(1905)年3月(26歳) 同校卒業
明治38年4月(26歳) 兵庫県立柏原中学校教諭心得
明治38年12月(26歳) 同校退職
明治39年1月(26歳) 新潟県立新潟高等女学校(新潟中央高校の前身)教諭
明治40(1907)年2月(27歳) 西尾万喜の長女み乃と結婚 
明治41(1908)年4月(29歳) 熊本県立高等女学校(第一高校の前身)教諭 
大正7(1918)年6月(39歳) 球磨郡立実科高等女学校教授方
大正12(1923年4月(44歳) 球磨実科女学校、県立となり人吉高等女学校へ
新家屋(現犬童球渓記念館)建築
昭和10(1935)年3月(56歳) 同校退職 以後、藍田村村会議員・方面委員等
犬童球渓先生教育音楽功労顕彰大音楽会
昭和11(1936)年10月(57歳) 「球渓歌集 四季」発行
昭和12(1937)年6月(58歳) 「故滝廉太郎先生を憶ふ」放送 
昭和18(1943)年10月19日(64歳) 死去
昭和22(1947)年11月 第1回犬童球渓顕彰音楽会
昭和26(1951)年11月 第4回熊本県近代文化功労者として表彰
昭和27(1952)年11月 人吉城内に顕彰碑(「故郷の廃家」)建立
昭和56(1981)年5月 演劇「いくとせ故郷きてみれば」上演
平成4(1992)年2月 人吉市名誉市民に推戴される。
平成5(1993)年3月 人吉カルチャーパレス前庭に銅像・詩碑建立
平成28(2016)年6月 犬童球渓記念館開館

 

展示物

展示物

 

犬童球渓の人生

犬童球渓(本名信蔵)顕彰音楽祭は、昭和22(1947)年以来毎年絶やさず続けれられている。郷土の後輩たちが彼をすぐれた先人として敬愛してやまず、郡市民こぞって子から孫へ、そして次の世代へと語り伝えていこうという願いからである。
単なる一音楽家に過ぎず、中央で華々しく活躍することもなく、この片田舎で自分に与えれた道を地味に歩み「出世」とも縁遠く愚直ともいえる生涯が、かえって親近感をいだかれている。
農家の次男に生まれ、農業を天職と考えていたが運命のいたずらか、教育・音楽の道を歩むことになる。しかし終始故郷への愛を忘れぬ生涯であった。高等球磨小学校・熊本師範学校ですぐれた恩師・友人に恵まれ、県の推薦で東京音楽学校へ進むことになる。かっての恩師・親戚・郷土有志からの物心両面の支えで入学したものの兄の急死に遭遇する。上野図書館での西洋音楽の写譜というアルバイトで苦境をしのいだ。これが西洋音楽との接触を深め、後年「旅愁」や「故郷の廃家」等の名作を産む源となった。《音楽の道を深め、その成果を故郷に返すこと》を自己の天命という考えがさらに強まった。
まだ西洋音楽は女学校での授業には取り入れられても、男子中学校では軟弱なものと遠ざけられていた時代で、中学校へ赴任した球渓に難題が降りかかる。生徒の授業ボイコット、そして依願退職。後年、その学校の校歌作曲にも応じるお人よしぶりである。
郷土の先輩として頼ってきた後輩を東京の恩師に紹介し、間接的に筝曲家の宮城道雄を世に出す手伝をしたり、郷土の後輩を自宅で越年させるなど「故郷への恩返し」を実践する。友人たちからの「上京してはどうか」との誘いは断り、中央志向ではなく、田舎へ、故郷へ、と自らの志を果たしていった。
早朝練習の生徒には湯を沸かして手を温めさせるなど、生徒たちから人間的にも慕われ、郡内教師の音楽指導力向上を図る研究会での貢献も大きかった。 仕事の合間、そして退職後も農作業を楽しみ、家族や親戚に対しても、明治人らしいぎこちない愛情を示したようだ。
戦争たけなわの昭和十八年秋、病で世の役に立てない自分を責め、自らの生命を絶った。享年六十四歳。

辞世 我が墓は 萩に包めよ 鳴く虫の 妙なる声に 安く眠らむ  球渓

 

 

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開館時間:10~16時半 「日曜のみ開館」 TEL 0966-22-3568 開館日以外の見学をご希望の方は事前に電話、メールなどでご相談ください。

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